国別受けておきたい予防接種

世界の主な国・地域別に、受けておきたい予防接種を記しました。

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マラリア予防薬

マラリア予防薬は数種類あり、どの予防薬を選択するかは旅行先のマラリヤの種類、予防薬に対する耐性で異なってきます。
種類によって、出発2週間前から服用、旅行を終わってから引き続き4週間服用を必要とするものもあります。また薬の服用も1日1錠、1週間1錠と色々な種類がある。最適の予防薬は最新の医療情報に従って決定いたします。 マラリア予防薬は数種類ありますが、日本国内で処方可能で主流となっているのがメフロキンの予防薬です。

当クリニックでは、メフロキン(メファキン)のほか、マラロン、ドキシサイクリン(ビブラマイシン)も処方いたします。

マラリア予防薬 [マラロン]
【商品名】
マラロン(Malaron)
予防目的の内服です。健康保険は適用されません。
【内服期間】
現地到着の1日前から服用を開始して、滞在中も毎日 1錠を続けます。マラリアの流行地を離れてからも7日間は内服を続けてマラロンの血中濃度を維持します。
【副作用・禁忌】
胃のもたれ感などの胃腸症状。
高価な薬であり、長期間の服用は経済的負担。
マラリア予防薬 [メファキン]
【商品名】
メファキンMephaquinR(1T=275mgメフロキン塩基)
予防目的の内服です。健康保険は適用されません。
【内服期間】
5mg/kg(成人で通常1錠)を流行地到着の2週間前から流行地出発後の4週間まで毎週1回服用する。
めまいなどの副作用を合併することが多く、出発の2週間前から服用し(メファキンの副作用の確認と血中濃度を高める期間です)、それから現地入りしてください。
【副作用・禁忌】
不安、不眠、眩暈、錯乱など精神神経系の副作用が多く、悪心、嘔吐、下痢、頭痛、洞性徐脈、胃痛、皮膚症状、食欲不振等が見られる。
精神疾患(うつ等)の既往のある人、4週間以内にハロファントリンの投与を受けた人、パイロットやマシンオペレーターなどの細かい微妙な動作を必要とする人、3日以内に経口生ワクチンを接種した人には禁忌である。また、β-ブロッカー、カルシウム拮抗薬やキニジン等の抗不整脈薬を服用している人には心毒性を、アンピシリン、テトラサイクリン、メトクロプラミド投与者にはメフロキンの血中濃度上昇を注意すべきである。5kg以下の乳児、妊娠第1期(初期)の妊婦には禁忌(妊娠の中期と後期では可能)。
【その他】
メファキン耐性のマラリアが東南アジア(タイ、カンボジア、ベトナムなど)には見られます。

高山病を予防するには

高山病予防

高山病の予防にはゆとりのある日程を組むことが大切です。
時間をかけて徐々に高度を上げていけば、空気の薄い状態、気圧の低下にも体が慣れます。
しかし、海抜3,000m以上の空港に着陸する南米のツアーや、自動車などで短時間に高度を上げる場合には、予防薬を使用しましょう。

欧米でポピュラーなのが、アセトゾラミド(商品名:ダイアモックス)という薬です。この薬は脳の血管を拡張して血流を増やし、脳の酸素不足を改善する働きと、呼吸中枢を刺激して全身の低酸素状態を改善する効果があります。 但し、本剤を服用していても急速に高度を上げると高山病に陥ることもあります。
あくまでも高山病の初期症状として「山酔い」を予防する程度であり、過信することは避けてください。
症状を感じられたら、高度を下げてるようにしましょう(500mでも800mでも高度が下がると楽になります)。
服用方法は、高地に到着する前日から到着後3日までの4日間、1回125mg(2分の1錠)を1日2回服用すると高山病の予防になります(12時間毎に服用する)。
夕方の服用を続けると呼吸が楽になり、睡眠を助けます。