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海外生活にあたっての心得

海外生活にあたっての心得

海外での健康管理は、現地の気候・風土・文化・習慣・衛生状態に左右され、病気になると、業務および日常生活で大きな支障を来します。

そこで、下記の点に注意して、海外生活を送ってださい。

1.赴任地によって医療事情に差がある!

先進国では、言葉の問題を除き国内と同等(またはそれ以上)の医療を受ける事が出来ます。しかし、人種差による薬品の量の差があり注意が必要です。(一般に白人の方が薬の常用量が多い)また、先進国以外の高度医療が難しい地域の場合は、より自己節制が必要になります。

2.食事のバランスが悪い!

肉類がメインとなる地域が多くカロリー過剰に繋がりやすい。可能な限り茹で野菜など繊維質が多くカロリーの少ない食事を心がけてください。

3.ストレス発散方法が少なく、毎日の飲酒習慣につながりやすい!

国内のように、気軽に趣味やスポーツなどの場の確保が難しいため、身近な『お酒』がストレス発散の道具になることがありますが、肝臓の負担も考え休肝日は、忘れないようにしましょう。

4.熱帯・亜熱帯の地域の方へ!

(1) 生もの・生水の飲食はやめましょう!

生水・生もの・氷などの飲食によって感染症を引き起こす事があります。また温度が高いため、食品が腐りやすく、病原菌や寄生虫が発生しやすくなります。必ず加熱したものを食べましょう。

(2) 虫や動物に注意しましょう!

蚊・ネズミ・犬・豚・鳥等は様々な感染症の原因となることがあります。

  1. 国外の犬は予防接種を行っていない可能性もあり、噛まれると狂犬病の恐れがあります。不用意に触らないようにしましょう。
  2. 蚊に刺されるとマラリアを発病することがあります。まず刺されないように自衛手段をとりましょう。

(日本製の蚊取線香やベープマット等の殺虫剤の使用や、夜間の外出を控え長袖を着用し皮膚が露出しないようにする など)

(3) 熱中症に注意!

発汗により、電解質バランスが変化し脱水症状(筋肉の痙攣や脱力感など)をおこします。放置すると熱中症を起こし命の危険もあるため、イオン水を十分に取りましょう。ただし、アルコールやカフェインは利尿作用があり、脱水を更に加速させてしまいます。くれぐれも、水分と塩分の補給をお忘れなく!

お役立ちサイト-ご参考-

スギ花粉症であること、免疫療法の適応であることなどの診断が必要です。
すべての患者様が舌下免疫療法が第一選択ではないので、お薬の治療など、患者様の病状にあった治療法を提示しています。
初診して頂き、説明・検査の結果を聞いてから舌下免疫療法を検討して頂くようにお願いしています。

1.『財団法人海外邦人医療基金』

http://www.jomf.or.jp

海外在留邦人の医療不安解消を目的に設立された基金です。

2.『International SOS』

http://www.internationalsos.co.jp/index.html

安全な海外出張、勤務のために、200以上の国別の医療情報等が掲載されております。なお、地域別の緊急連絡先(24時間日本語サービスデスク)については下記の通りとなっております。

シンガポールセンター(アジア太平洋地域管轄)

65−6336−3080

ロンドンセンター(ヨーロッパ・アフリカ・中近東地域管轄)

33−1−5563−3107

フィラデルフィアセンター(南北アメリカ地域管轄)

1−215−244−1900

アメリカ、カナダ、ハワイからのフリーダイヤル

1−800−992−6020

3.『外務省・海外安全ホームページ』

http://www.pubanzen.mofa.go.jp

4.『厚生労働省ホームページ』

http://www.mhlw.go.jp

5.『国立感染症研究所(NIID)』

http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-idsc.html

「感染症情報センター(IDSC)」のページでは「海外感染症情報」「人獣共通感染症」等、各種感染症情報を見る事が出来ます。

7.『FORTH』

http://www.forth.go.jp/

厚生労働省検疫所による海外渡航者向けの情報提供

8.『国別生活情報』

http://www.jica.go.jp/seikatsu/index.html

国際協力機構(JAIC)のサイト。食生活、衣料、住宅、教育、治安、緊急時の心得、出入り国及び帰国手続き等、赴任者にとって生活面における様々なカテゴリーの情報が充実しています。

9.『日本小児科医会国際部』

http://www.jpaic.net/index.html