一般診療について

当院の一般診療はアイチケットからの順番予約、受付窓口となります。
電話での受付は行えません。
受付人数が上限に達したら、受付を終了させていただくこともあります。
必ず事前に受診される方全員分のアイチケットをとってお越しください。受付窓口や診察室内でご家族分の診察・お薬の処方・診断書や文書等の記載・検査結果などの追加はできません。
発熱の方も一般診療となります。

カーポートのある駐車場は「ドライブスルー外来」か「お薬の受け渡し」へ案内された方のみのご利用となります。
駐車場が満車の場合は、道路向かいのアクセプトインターナショナルクリニックにもお停めいただいて大丈夫です。その際は受付時に、アクセプトに停めたとお伝えください。
待合室の席に限りがあるので、お席があいていない場合は呼び出しベルをお渡ししています。アクセプト、専門外来駐車場にお停めいただいた際は呼び出しベルがならないことがあるので受付時にお伝えください。

<アイチケットからの順番予約時間>

  • 月曜日~金曜日:午前8時~11時30分 14時半~19時
  • 土曜日:午前8時~12時

<窓口受付時間>

  • 月曜日~金曜日:午前8時30分~12時 15時15分~19時30分
  • 土曜日:午前8時30分~12時30分

受診の手順

初めての方

  • ①アイチケット予約

    受診を希望する当日の上記時間に自宅にてアイチケットをとってください。Web予約が優先の為、直接来院されますと待ち時間が長くなります。ホームページ上の「診療予約はこちら」からアイチケット入力にすすめます。お名前をひらがな、診察券番号欄に「0000」を入力してください。

  • ②Web問診の入力

    順番予約後、Web問診の入力をお願いします。受付窓口の方はクリニックにてQRコードから入力をお願いします。

  • ③来院

    待ち人数と移動時間を考慮して来院してください。
    スムーズな診療のため、遅くとも5番前までには受付にお越しください。

    5番前までにお越しいただけない際はアイチケットの番号はキャンセルとなる場合があります。番号の取り直し、受付終了時刻後は再受付不可となります。
    患者様がまとめて来られた際はアイチケットの番号が一気に進むことがありますので余裕をもって来院してください。

2回目以降で「診察券をお持ちの方」

初めてと同様に順番予約をしてください。

Web問診後「ドライブスルー外来」を案内された方

5番前には来院してください。
駐車場についたら当院に電話連絡をお願いします。駐車場の番号をお伝えしますので指定されたところにお停めください。

診療予約(アイチケット広場)はこちら

一般外来

一般外来について

一般外来

西真岡こどもクリニックの一般外来では、一般内科、小児科の診療を行っております。

風邪、インフルエンザ、発熱、胃腸障害、頭痛、水痘、麻疹、風疹、おたふくかぜなどの疾患はもちろん、怪我や軽い火傷、ひきつけ、呼吸器疾患、皮膚疾患、生活習慣病などの慢性疾患まで、内科全般に幅広く対応しております。

急な体調不良や日常の検査、診察、健康相談など、不安に思ったときは、お気軽に当院にお越しください。

よくある流行性疾患について

便秘の食事指導

当院では子どもの便秘について、食事のアドバイスを行っております。

詳しくはこちら

インフルエンザとは

インフルエンザ

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症です。インフルエンザにかかると38℃以上の急な発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感などの全身症状が強くあらわれ、あわせて鼻水、咳、のどの痛みなどの症状もみられます。
乳幼児 高齢の方、基礎疾患を持つ方、妊娠中の方がインフルエンザにかかると、気管支炎、肺炎などを併発し重症化する事があるので注意が必要です。

感染経路と症状

インフルエンザウイルスにはA型・B型・C型があります。
C型もヒトに感染しますが流行は起こりにくいとされています。
「飛まつ感染」、およびウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」で感染します。
おおむね1~3日を潜伏期間とします。

インフルエンザの予防

インフルエンザの予防

最大の予防法は、流行前にインフルエンザワクチンの接種を受けることです。ワクチンの接種で、インフルエンザに感染しにくくなりますし、かかったとしても軽い症状ですむことが証明されています。
日常生活でできるとても大切な予防は人ごみを避ける、帰宅時には「手洗い」「うがい」をしましょう。室内では加湿と換気をよくしましょう。また、感染を広げないためにも、感染の可能性がある方は、咳やくしゃみをおさえた手、鼻をかんだ手はただちに洗うようにし、周囲へ配慮(咳エチケット)しましょう。

咳エチケットとは

  • 咳やくしゃみをしているときはマスクを着用しましょう。
  • 咳やくしゃみをするとき、マスクを着用していない場合は、ハンカチなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけましょう。

インフルエンザの検査

インフルエンザの検査は、迅速検査が普及してすぐに結果が出るようになりました。
鼻腔の拭い液を採取して、迅速検査キットなどで調べます。検査にかかる時間は、早いもので15分です。A型とB型を区別できるものが使用されています。
しかし、検査結果が陰性(マイナス)だからといって必ずしもインフルエンザにかかっていないとはいいきれません。ウイルス量の少ない初期には「偽陰性」となることがあります。
当院では発熱から数時間でも検査の陽性率が高い富士ドライケムを使用しています。

富士ドライケムについて

インフルエンザの治療

発熱、咳、鼻づまりなどつらい症状を抑える対症治療とオセルタミビル(商品名:タミフル 飲み薬 粉と錠剤)、ザナミビル(商品名:リレンザ 吸入)、ペラミビル(商品名:ラピアクタ 注射薬)、ラニナミビル(商品名:イナビル 吸入薬)等の抗インフルエンザ薬による治療があります。 インフルエンザと診断されたから、必ず抗インフルエンザ薬が必ず必要と言うわけではありません。症状が軽い場合は対症療法で十分な場合が多いです。

※抗インフルエンザウイルス薬とは、体内でインフルエンザウイルスの増殖を抑えるお薬で、病気の期間を短縮したり症状を軽減したりする効果があります。
インフルエンザと診断がついても熱が下がらない場合は細菌の混合感染による気管支炎などを併発している場合もありますので注意が必要です。

家族がインフルエンザにかかった場合

インフルエンザの流行を拡大させないためにも、家庭内で感染を防ぐことは、非常に重要なことです。同居している家族がインフルエンザにかかった場合は、下記に注意して看護してください。

看護の注意点

  • 患者さんを、できるだけ家族とは別の個室で静養させましょう。
  • 看護した後は、手洗い、うがいを徹底しましょう。

患者さんを見守る注意点

インフルエンザの治療を受けた後でも、次のような症状を認める場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
また、下記以外でも、いつもと様子が違って心配な場合は、医療機関に相談してください。

小児の場合
  • けいれんの症状がある。
  • 視線が合わない、呼びかけに答えない、眠ってばかりいるなど、意識障害の症状がある。
  • 意味不明なことをいう、走り回るなど、いつもと違う異常な言動がある。
  • 顔色が悪い。
  • 呼吸が速く息苦しそうにしている。
  • ゼーゼーする、肩で呼吸をする。
  • 水分が摂れず、半日以上おしっこが出ていない。
  • 嘔吐や下痢が頻回にみられる。
予防投与について

インフルエンザ罹患するとリスクが高い以下のような方は抗インフルエンザ薬の予防投与の適応になります。

  • 65歳以上の高齢者
  • 慢性呼吸器や慢性心疾患のある方
  • 糖尿病などの代謝性疾患のある方
  • 腎機能障害の方

インフルエンザと診断されました。登校はいつ頃から可能?

「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」となっています。第2種学校感染症に指定
ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りではありません。(学校保健安全法施行規則第19条)

インフルエンザ歴史

  • インフルエンザは、過去に世界的な大流行「パンデミック(世界的規模の大流行)」を起こしました。
  • インフルエンザのパンデミックには、スペインインフルエンザ(1918年)、アジアインフルエンザ(1957年)、香港インフルエンザ(1968年)、ソ連インフルエンザ(1977年)などがあり、スペインインフルエンザでは、日本で約38万人の死者が出たといわれています。
  • パンデミックは、新型のインフルエンザウイルスが出現し、新型ウイルスに対する免疫を持たない多くの人に感染が拡大することで、起こったと考えられています。2009年新型インフルエンザの世界的流行が最も記憶に新しいです。このインフルエンザの流行は、流行年とウイルスの型(A型、H1N1亜型)とを組合せパンデミック2009H1N1(略:A/H1N1pdm09)とも呼ばれています。

子どもの便秘 食事アドバイス

子どもの便秘について、生活習慣の見直しや食物繊維を多く含む食品を積極的に摂取するなど、便秘改善のアドバイスを行っております。

☆以下の8つの項目をチェックしてみてください。(管理栄養士:麻生奈美)

チェック項目
① ヨーグルトや乳酸菌飲料を毎日摂取しましょう。
腸内の善玉菌が優勢になり腸内環境が良くなります。
② 朝起きたらコップ1杯の水を飲む習慣をつけましょう。
また食事にはみそ汁かスープと飲み物を付け、その他にもこまめな水分補給をしましょう。
こどもは大人に比べて汗をかきやすく水分不足になりやすいのです。
冷たい飲み物は体が冷えて腸の動きを鈍らせてしまうので常温が望ましい。
カフェイン入りは利尿作用があるので水や麦茶・ほうじ茶がよい。
③ 朝パンの習慣だった場合は少しずつごはん食に変えてみましょう。
体を温めるだけでなく1人前でみるとパンよりごはんのほうが食物繊維は多い。
④ 朝食を抜かすことなく3食規則正しい時間に食べましょう。
同じ時間に食べることで排便時間も徐々に整ってきます。
⑤ 食物繊維を多く含む食品は普段から積極的に摂取しましょう。
胃に負担をかけないようよく噛んで食べましょう。
食品

水溶性食物繊維不溶性食物繊維をバランスよく含む簡単なおすすめ料理

  • 【例】
  • けんちん汁・豚汁・切干大根煮・きんぴらごぼう・筑前煮・わかめごはん
  • 五目炊き込みごはん・わかめとオクラの酢の物・果物のヨーグルトあえ
  • 納豆など
食品
⑥ 腸の動きが悪く便が固まり詰まってカチカチ・コロコロ便の状態の時は不溶性食物繊維が多く含まれる食品を取りすぎないようにし、水溶性食物繊維を多く含む食品を摂取しましょう。
不溶性食物繊維の摂取が多すぎると水分を吸収してさらに便が固くなり悪化してしまうのですでに固くなっている場合は控えて、便を柔らかくする水溶性食物繊維が含まれる食品をメニューに入れましょう。
  • <水溶性食物繊維を多く含むもの>
  • 海藻類(わかめ、昆布、のり、めかぶ、もずく、あおさ、寒天など)
  • 山芋、里芋、キャベツ、オクラ、モロヘイヤ、納豆、きなこなど
  • 果物はペクチンも含まれ便を柔らかくします(バナナ、キウィフルーツ、みかん、もも、いちご、プルーン、スイカ、メロンなど)
  • <不溶性食物繊維を多く含むもの>
  • 穀類(シリアル、そば、ライ麦など)・豆類・いも類(さつまいも、かぼちゃ)
  • きのこ類・野菜(ごぼう、たけのこ、とうもろこし、ブロッコリー、セロリなど)
  • こんにゃく類(こんにゃく粉は水溶性ですが製品になったこんにゃくは不溶性です)
⑦ 園や学校では排便できずに我慢してしまうと便が固くなり便秘の原因になるのでこどもの様子を気にかけて、早めに気づいてあげましょう。
恥ずかしくて我慢してしまい、排便したくても固くて痛いのでさらに我慢してしまうケースも多いです。
⑧ こどもの便秘は市販の下剤を使用せず、医療機関に受診しましょう。
小児科医に相談しましょう!